山口きずな音楽祭

山口きずな音楽祭

山口きずな音楽祭の始まり

山口市が日本で最初にクリスマスミサを祝ったまちであるという史実を、次世代に伝えていきながら、地域に生きる誇りを醸成していきたいと、2009年に「12月、山口市はクリスマス市になる。」という合言葉を作りました。
私たちが夢見る「クリスマス市」とは、芸術や文化を愛し、平和で寛容な「きずな」を大切にするまちです。そのまちをカタチにしようと、最初にご相談しお力をいただいたのが、日本のゴスペル界の第一人者である亀渕友香さんでした。亀渕さんは、クリスマス市で開催する「山口きずな音楽祭」にその年の2009年から2017年の音楽祭直前に天国に旅立たれるまで、毎年、ご出演くださいました。病室には、12月25日に出演される「山口きずな音楽祭」のチラシが貼ってあったことを昨日のことのように覚えています。そして今も、私たちのそばでお見守りいただいている大きな愛を感じています。

山口きずな音楽祭の名前の由来

亀渕友香さんに初めてお会いしたのは、東京で開催されていたコンサートで、その時に歌っておられた楽曲『きずな』をお聞きし、まさに、私たちのクリスマス市事業にかける想いが歌になっていると感動しました。以来、山口きずな音楽祭の第1回から今日まで、毎年、楽曲『きずな』を歌っていただき、2回目以降はクリスマス市民クワイアとのコラボ曲となり、いつの間にか、「山口きずな音楽祭」のみならず、「クリスマス市」のテーマソングと称されるようになりました。

楽曲の生みの親であるお二人の先生との出会い

亀渕友香さんが、楽曲『きずな』を大切に、毎年のように歌っているまちがあることを、作詞家の湯川先生に伝えてくださり、なんと光栄なことに、湯川れい子先生が直々にクリスマス市へお越しくださいました。湯川先生から直接、楽曲『きずな』の誕生秘話をお聞きでき、大きな感動を覚えました。さらに、湯川先生は、作曲家の宮川彬良先生にもこの取り組みをお伝えくださり、2018年から、毎年、楽曲の生みの親である両先生が山口きずな音楽祭に駆けつけてくださっています。このことは、地域に生きる私たちにとって、寛容で平和な「きずな」を大切にするまちになると、信じる道を歩むことへの大きな励ましとなっています。

山口きずな音楽祭のこれから

2020年の今年は、おかげさまで「山口きずな音楽祭」は、12年目を迎えます。これまでにご出演いただきましたアーティストの方々と、これからもずっと「きずな」を育みながら、また新たなアーティストの方々にも、楽曲『きずな』を歌っていただくことで、すべての人々の住むまちが、平和で寛容な「きずな」を大切にするまちになるよう、楽曲『きずな』を大事に歌いつないでいけたらと思っております。

山口きずな音楽祭プロジェクト
代表 杉本理恵子












  • クリスマス市 山口|日本のクリスマスは山口から 公式サイト
  • 山口市観光情報サイト 西の京やまぐち
このページのトップへ